カメヨコの立川です。
ついに3月になりました。
米農家にとっては一番ざわざわするこの時期です。
なぜかというと、本格的に仕事が始まる「前」だからです。
多くの米農家は冬ごもりをしています。
稲刈りが終わり出荷を済ませると、来年の準備をしたり研修会をしたりと、比較的まったりと過ごしてる人の方が多いみたいですね。
もちろん全ての人がゆっくりしているわけではありませんが、、
先日も、農協主催の研修会に参加してきました。
農機センターの研修会だったので機械がたくさん!!
超でかいトラクターなど普段お目にかかる事がないものなどたくさんありました。
さて、今回は「URBAN FROW」という団体の主催する「Wish List」というイベントに参加してきました時の話です。
「URBAN FROW」とは?
僕らが働く医療福祉業界のシゴト。
大変で苦労することなんて、毎日毎日アタリマエにたくさんあるけれど、だからこそ、このシゴトに向き合っている従事者一人ひとりのこのシゴトに対する想いはもちろん、このシゴトの大切さや、素晴らしさをきちんと伝えていきたい。→ URBAN FROW Webより抜粋
医療福祉業界が抱える問題や従事者たちの悩み、またそれらをどう解決していくかをユニークな形で話し合っていくイベントを主催しています。
立川自身は音響担当という立ち位置ですが、以前は看護師として働いていた経験もあるため、今回は普通に話し合いにも参加しました。
医療福祉業界は、よく言えば「専門家集団」。悪く言えばある意味「閉ざされた世界」だったりします。
医療福祉業界、特に介護の分野のイメージとは?
・立派な仕事だよ!(私はできませんが、、)
・こんなに大変なのに給料安いんでしょ?
・ご老人をケアできて喜ばれる仕事なんて、なんて理想的なんだろう!!
様々あるとは思いますが、やはり理想(客観的な視点)と現実は全然違います。
その利用者さんそれぞれも個性があるし、それに関わるスタッフもそれぞれ個性があります。
また、チームプレイでもあるのでコミュニケーションの問題も出てきます。
これら内部と外部の考え方の差を埋めることによって、介護を含む医療福祉の業界の発展を目指しているとのことです。
これらって農業においても似たようなことがいえるのではないでしょうか?
実は農家の人たちってそれぞれ「こだわりの作り方」を持っていて、作る人によって微妙に味が違うんですよ。
だから、お米の「成績表」みたいなのも存在するんですよね。
でも、一般的にはあまり知られていないのではないでしょうか?
また漠然と新潟は米どころとなっていますが、「米農家はあまり儲からないんじゃないか」とのことで後継者不足は加速しています。
中には高い志を持って農業を始めても、現実とのギャップで中には挫折してしまう人もいるようです。
実際のところカメヨコに関わるまでは亀田周辺で大豆を作っていることを知りませんでしたし、こんなにこだわって方針を決めていることを知りませんでした、、、、、
一見全く関わりのない業界どうしですが、両方とも自分たちの生活にはなくてはならない業界なんですよね。
なので多くの人たちに現場の声を聞いてもらったり、どんどん発信していくことによって理解を深めていただけたらなーーなんて感じています。
そんな似たような悩みを抱える両業界ですが、なんとかお互いに切磋琢磨したり手をとりあうなどしながら「未来志向」でいきたいですよね。
では!!
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